作・演出をなさった長谷基弘さんの、私はファンでして、この「ブラジャー」でもその手腕を堪能しました。作と、演出と、長谷さんは両方なさる。彼の「作劇術」にはかねがね感心しきりです。今回もホレボレしながら見ていました。

 私が見るに、というと偉そうなんだが、長谷さんは、

 配置の感覚に優れている! 

 と思います。「配置」ということばはしっくり来ないな。舞台の上のレイアウト。そういうのミザンスって言うんですか? 

 舞台のどこに俳優がいて、俳優がどう動いて、どういう角度で俳優と俳優のやりとりがあり、舞台のどの場所でやりとりがあり、つぎにどの場所でなにやら起こって、俳優がどこから来て、俳優がどこへ行くのか、といった、展開。その作り方。それが、長谷さんはひじょうに洗練されていると思います。

 サッカーとか、チェスとか、囲碁とか。おなじでしょうかね。盤面を眺めると、いいチームやチカラのある棋士は、見た目が整っていそうですよね。桃唄309の芝居もそんな感じで、全体がきれいに流れている。この「ブラジャー」でも、そうでした。

 ・・・ああ、なんだかこの話は長くなりそうな予感がする。(はやし)
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by futohen | 2005-07-11 23:45 | 演劇一般

 劇団桃唄309の「ブラジャー」を見ました。桃唄309は、以前ワークショップのリーダー(第17回第21回)をお願いした橋本健さんや、私のアシスタント(第20回)をお願いした森宮なつめさんの所属劇団。もちろん橋本さんも森宮さんも「ブラジャー」の一員です。出演者。

 いやぁいやぁ、これは大満足!

 いいものを見ました。大人の劇団だなぁ、というのが率直な感想。いい芝居でした。月曜の14時が楽日です(なぜ平日に?)。劇場は、オープンしたばかりの吉祥寺シアター。まだでしたら、ぜひ! おすすめです。

 あした(以降に)ゆっくり感想、というか見ながら思ったことなどを書こうと思います。例によってまた私の「俺話」になってしまったら恐縮。(はやし)
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by futohen | 2005-07-11 00:11 | 演劇一般