人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「明日、君がいない」

 DVDで観賞。オーストラリアの映画です。監督は19歳であるらしい。重たい。つらい。構成に妙がある。自殺したのは誰なのか。ラストにそれが明らかになります。率直な印象は「オレ、君のことなにも知らん!」です。これは怖い。人間関係から弾かれちゃうことほどつらいことはないですね。高校の授業で以前、「されたら嫌なこと」を尋ねてみたことがあります。シーン作りの材料集めとして。複数回答可。結果、「シカト」がダントツの一位でした。そうだよなぁ。ただシカトってのは、する側にその意図があります。法律用語で言うところの「悪意」。そうじゃない、意図せぬシカト。「善意」のシカトってのもあるわけだ。うーん。怖いなぁ。誰に対しても等しく関心を持つことなんてできないし。君のこと、なにも知らなくてごめんね。と言うしかない。(はやし)
by futohen | 2008-03-02 22:58 | 表現活動一般