2007年 09月 16日
ラブレター@仙台
「校長先生」をテーマに語ってもらったスピーチはどれもよかったなぁ。ぐっと来た。いい話をしてくれとリクエストしたわけじゃないんですよ。逆に聞いていて軽いショックを受けたのが「ラブレター」です。みんな、もらったときのことを話すんです。そんなモテるんかい。あのな。ラブレターの「もののあわれ」は、受取人の側じゃなくて差出人の側にあるんだよ。圧倒的にそうだよ。私はもらったラブレターについてなんて、語るほどのことはなにもないよ。
なんだか受験や就活のための作文対策みたいですね。でもこれもれっきとした演技レッスンです。今日はスピーチの形式でしたが、これをゆくゆくは一人芝居の作品に仕上げていきたいんですね。例えば「ラブレター」がテーマの一人芝居の連作上演なんて、ぜひ観てみたいね。みんな台本を整理して。ト書きも考えて。演出も工夫して。もちろん衣装を着て。今日のスピーチも、あれをセーラー服姿で語ったんだったらきっとゼンゼンちがったよね。切実さが。
ま、焦らず急がず、ゆっくりと作業を進めていきましょう。(はやし)
by futohen
| 2007-09-16 20:53
| 演劇一般