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弘前劇場「夏の匂い」

 下北沢ザ・スズナリにて観劇。

 昨日チラシの折り込みにうかがった際、応対してくれた方が今日も受付に立っていて、彼女の笑顔はなかなかよかった。けど、彼女が登場したときはちょっとびっくりしました。まさか出演者だとは思っていなかったです(ごめんなさい)。そして終演後はもちろん、すかさず受付に立って、預かり荷物の返却&物販を担当しているのだ。たいへんだなぁ・・・。

 でもそうなんですよね。先日のジャブジャブサーキットの公演のときも思いました。弘前劇場は青森県から。ジャブジャブサーキットは岐阜県から。こうして地方から東京公演のために出向いてくる小劇団は、東京でのお手伝い要員がなかなか手配できないわけだ。どうしたって人手が足りない。東京の小劇団が下北沢で芝居をするのとは別の苦労があるのだな。

 その一方で、彼ら「地方劇団の雄」は、地元にスタジオを構えている例も多いと聞きます。つまり自前の稽古場で芝居を練り上げて公演を迎える。いいなぁ、自前の稽古場。そんなの東京の小劇団ではまず無理です。うん。どうなんだろうね。彼らと「下北サンデーズ」と、どっちが恵まれているんだろう。いや、トータルではそりゃ東京だろうけど、でも考えちゃうね。

 終演後、その物販受付で弘前劇場の上演台本を一冊購入しました。これは「不等辺演劇倶楽部」の、新しいテキストの候補のひとつだ。楽しみ楽しみ。(はやし)
by futohen | 2006-07-21 22:21 | 演劇一般