2006年 02月 24日
富士見ヶ丘小学校の発表会
エルサルバドルの少年(少女だったか?)の手記を朗読劇にした部分は、胸にこたえました。ぐっと来た。その分、さいごの、「氷」の世界。人が楽しそうにしているのが気に食わない「氷」に支配された世界の物語は、ケチをつけたいわけじゃないし、これにもぐっと来たのですが、あえて言う。惜しい。友情やともだちの大切さ、ありがたみなどをテーマとするよりも、「ともだちなんかいなくたって生きていける。そんなのたいしたことない。けっして(自ら)死ぬことはない」ということをテーマとして、創作の過程で小学生たちと話し合ってみたい。私はそう思いました。そのほうが大事なんじゃないか。これから13歳になり、それぞれ中学校に進む12歳の人たちにとって、そういうテーマについて考えてみた経験は、いつかリアルな支えとなるときもあるのではないか。と思うのです。リアル・サバイバル術。
それにしても。小学校と中学校はちがうなぁ。びっくり。(はやし)
by futohen
| 2006-02-24 19:26
| 演劇一般