2006年 02月 14日
劇団一跡二跳「嘘族」
あなた:あのー、あなたは本当族ですか、嘘族ですか?
A:×××××!(なにか言っているが、意味不明)
当惑したあなたはBとCにも尋ねます。
あなた:あのー、この人(A)はいまなんて言ったんでしょう・・・?
B:この人(A)は「私は嘘族だ」と言ったんです。で。この人(C)も嘘族です。
C:いいえ。私は本当族です。私は本当のことしか言いません。
さて。A、B、Cの正体は?
・・・というのは有名なクイズですね。考えれば答えは出ます。私がおもしろかったのは、クイズの内容そのものではなくて。イクバル・カーンという英国人(アフガニスタン系?)の俳優がAの役をやったことです。あれはすごいな。もうまったく、本っ当になんて答えたのかわからなかったです。あれ、英語じゃないですよね。英語だったら、意味はわからなくても「あ。英語だ」ぐらいはわかる気がするもの。あなたがしゃべったのは何語ですか?
新宿シアタートップスにて観劇。劇団一跡二跳の公演を観るのはこれがはじめてでした。こんどはイクバル・カーンが客演していない作品も観てみたいです。逆説的だけど、今回のは彼の存在が大きすぎる。つぎの作品を楽しみに待ちたいと思います。(はやし)
by futohen
| 2006-02-14 22:37
| 演劇一般