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トリカ

 朝の新幹線で帰京。車内でぱこぱこ原稿を書く。午後。吉祥寺の成蹊中学へ。演劇部員たちとワークショップ。今日は『トリカ』だけであっという間の2時間。『トリカ』は待望の新ネタでして、思いついたばかり。吉祥寺駅から歩いていてふっと思い浮かびました。急きょ予定を変更。準備に時間をかけるタイプの私にはめずらしく、進行しながらルールを考え、ブラッシュアップもその説明をする直前までルールが白紙でした。なのにおもしろいものでブラッシュアップが特に素敵。どの作品もチャーミングだったし、尊さも感じられたし、なにせ観ていて笑える。性別不明、語学力ゼロの宇宙人が成蹊中学に転校してくるという設定のグループ創作で、設定そのものは類例も多々あるでしょうが、『トリカ』のポイントは作品の発表方法。あれは鉄板だ。ぜったい笑える。『トリカ』というのはみんなで決めた転校生の呼び名ですので、いずれまたやるときは違う名前になるでしょう。楽しみ楽しみ。

 増田俊也の「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(新潮社)を読む。(はやし)
by futohen | 2013-08-29 00:37 | ワークショップ