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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

 午後。高校の演劇の授業。今年度も始まりました。また新しい20名の面々。私がこの授業に関わるようになって8年目。早い。もう私がこの学校の最古参だったりするんだろうか。

 村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(文藝春秋)を読む。複数の過去作品とイメージが重なる部分もあるのですが、楽しい読書体験でした。ただ短いね。もっと長い時間、登場人物とつきあいたい。ちなみにひとつ疑問。英訳タイトルに「His Years」とありますが、これ複数形で合ってますか? 「巡礼」はいつ始まったのだろうか。(はやし)
by futohen | 2013-05-09 00:12 | 演劇一般