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音楽も青春も要らない

 午後。地下鉄で綾瀬へ。綾瀬こども家庭支援センターホールにて。冬のZAN・PARA2011。「顔」「愉快犯」の2作品を観劇。「顔」に感心。阪本順治の、藤山直美の、あの「顔」です。よくやったなぁ。よくやれたなぁ。よくやれる人がいたものだなぁ。あのおもしろい人、どこかで観たなぁと思ったら、都大会で観たのでした。金子ざんさんの挨拶文、素敵です。藤谷治の「船に乗れ!Ⅲ合奏協奏曲」(ポプラ文庫ピュアフル)を読む。全3巻をついに読了してしまった。しばし虚脱。「船に乗れ!」は今年読む本のベスト1かもしれない。本の裏表紙に「生きることの〈歓び〉と〈ままならなさ〉を歌い上げた青春音楽小説の金字塔」と書かれてあります。「音楽」は要らない気がする。「青春」さえ要らないかもしれない。大傑作です。(はやし)
by futohen | 2012-01-06 23:33 | 演劇一般