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 不等辺演劇倶楽部、林成彦です。世田谷からタテにヨコに。アートで「世界」を目指します。「俳優を目指さない演劇ワークショップ」の情報はこのブログから発信します。


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大仏の一服

e0008016_23375534.jpge0008016_23393043.jpg 村上春樹の新刊を読んでいて、ふっと思い立って小田急線で江の島へ。海はいいなぁ。江ノ電の乗り心地も素敵だ。長谷寺駅で降りて長谷寺(観音様)と高徳院(大仏様)にお詣り。雲が煙草の煙のように見えないかしら。「ウーフカレー」でキノコのカレーを食べる。おいしい。もうちょっと辛いともっと良い。県道311号を鎌倉駅までのんびり歩く。鎌倉には歩きたい道がたくさんあります。行きたいカレー屋さんも2軒ほどある。時間をとってまた来よう。湘南新宿ラインに乗ると渋谷まですぐ。鎌倉は近いんだな。新川崎とか西大井とか、「え、そんな駅あったの?」と思う。新鮮。もっと個性的な駅名を付ければいいのに。
 
 DVDで北野武監督の「アウトレイジ・ビヨンド」を鑑賞。キャスティングには不満あり。西田敏行の関西弁はおかしい。加瀬亮は線が細すぎる。三浦友和はいいお父さんにしか見えない。でもおもしろかった。特に終わり方が良い。前作も観てみよう。(はやし)
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by futohen | 2013-05-08 23:49 | 表現活動一般

「オトナ」の高校演劇祭

 午後。下北沢ザ・スズナリにて。渡辺源四郎商店の公演「修学旅行~TJ-REMIX Ver.」を観劇。これが実によかった。俺ら先行する世代は高校生より先に現役を卒業してしまうけれど、君ら頼んだぜ、この世界のあらゆる災いについてやら演劇についてやら、考えろよ、俺らを超えろよ、みたいなメッセージを感じました。客席に詰めかけた大勢の高校生たちに届け。

 終演後の土田峰人先生と畑澤さん千夏さんのトークにしびれる。オトナはああでなきゃいけないと思いました。漫然と仕事をしていたら単に歳をとるだけだぜ、「オトナ」にゃなれないぜ、頼んだぜ、考えろよ、俺らを超えろよ、みたいなメッセージが伝わってきました。心が震えた30分間。入試に受かれば誰でも高校生にはなれる。でも高校を卒業すれば誰もが「オトナ」になるとは限らない。姿勢が問われる。「修学旅行」をオトナ側の目線で観ていた私は完全に油断していました。あまりにトークにやられてしまい、なぜか腰が痛くなった。

 DVDでタナダユキ監督の「ふがいない僕は空を見た」を鑑賞。キツい作品ですが、それは原作の良さが損なわれていないからこそ。これ、ロケ地はたぶん八王子とかその辺りで、高校演劇テキに分類すると多摩北地区の高校ということになるなぁ。嫌だなぁ。(はやし)
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by futohen | 2013-05-07 10:11 | 演劇一般

兄 かぞくのくに

 今日がいよいよ「春の高校演劇スペシャル」の最終日。武蔵村山市民会館にて。都立東久留米総合「ガラスの靴を脱ぎ捨てないで」、都立武蔵野北「159.8」、成蹊「∴(ゆえに)」、都立東村山西「鋼の雪」、都立片倉「贖-アガナイ-」の5作品を楽しく観劇。堀江辰男さんと私で講評。上演校のみなさん、お疲れさまでした。終了後は立川で顧問の先生方と楽しく打ち上げ。「リア獣」はぜひとも秋の地区大会で上演していただきたいです。

 ヤンヨンヒの「兄 かぞくのくに」(小学館)がすばらしい。悲しい。ヤンヨンヒ本人が監督した映画「かぞくのくに」もよかったですが(ちなみにキネマ旬報の2012年日本映画ベスト・テンの第1位です)、私は原作のほうがずっと優れていると思います。映画で井浦新が演じた役は三男のケンちゃんだったんですね。イメージとしてはてっきりコノ兄かと。(はやし)
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by futohen | 2013-05-06 01:33 | 演劇一般
 今日も朝から武蔵村山市民会館へ。今日はお天気もよく、JR中央線は行楽客でいっぱい。「春の高校演劇スペシャル」の2日目。都立羽村「本人不在」、都立田無「君に贈る鎮魂歌~“ありがとう”と言いたくて~」、都立東大和南「君がため」、聖徳学園中学・高校「ぼくらの三日間戦争」、都立保谷「NAMaE(ネーム)」の5作品を楽しく観劇。堀江さんと私で、昨日今日の10作品について講評。上演校のみなさん、お疲れさまでした。

 講評はインプット能力とアウトプット能力の総力戦です。よりよき講評をするには普段の努力が欠かせない。それを今回あらためて実感しました。演劇のことさえわかってりゃいいというものではない。努力を怠るとそれが如実に講評に表れる。明日もがんばろう。今後もますます精進します。ですので、ぜひ私に審査員の仕事をください。今年もガンガンやります。全国どちらへでも参ります。いまのところ次の予定は7月の岩手県の地区大会審査員です。

 吉祥寺のブックオフで藤澤ノリマサのCD「希望の歌」を買う。交響曲第9番。あーなーたーがーえーがーおーでーいーらーれーるーよぉ~うに~。でもこれ、歌だけ聴くとポップス歌手とオペラ歌手がデュエットしているように聞こえてしまうなぁ。(はやし)
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by futohen | 2013-05-05 00:26 | 演劇一般

ル・アーブルの靴みがき

 朝から武蔵村山市民会館へ。多摩北地区の「春の高校演劇スペシャルIn武蔵村山City」の初日。都立上水「贋作マクベス」、工学院大学附属中学・高校「正しいスキのつたえかた」、都立八王子北「二人きり」、都立武蔵村山「鎖をひきちぎれ」、都立秋留台「贋作マクベス」の5作品を楽しく観劇。講評は明日の終演後に2日分まとめておこないます。

 団野村の「伊良部秀輝」(PHP新書)を読む。この手の本で当人の写真が1枚も載っていないのは商品として痛い。あと、事情はどうあれ、たかだか「アドレナリンが出ない」とかの理由で、それがどんなに本人には辛いことでも、酒を飲んで発作的に自殺してしまったような人物の人間性をかけらでも肯定的に語ってはいけない。生きて社会貢献するのが成功者の務めだろう。社会人なら40を過ぎても常に【将来性】で勝負せい。DVDでアキ・カウリスマキ監督の映画「ル・アーブルの靴みがき」を鑑賞。警視役の俳優の存在感がすごい。(はやし)
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by futohen | 2013-05-04 01:02 | 演劇一般

「桶屋」はどうなる

 放課後の都立東高校を訪問。演劇部の稽古を見学させていただきました。演目はもちろん「桶屋はどうなる」。近々オリジナルキャスト(卒業生2名を含む)による最後の公演があるそうで、その稽古です。いやぁ、相変わらずラブリーでパワフル、小さいけど根性があって強い。作品の印象そのまんまの俳優たちを満喫。演出家がパンと手を打って稽古を止めると、俳優たちがすぐに演出家のところに走ってきます。ラブリーだなぁと思いました。

 普通の劇団なら、出演者3名のうち2名が公演期間中、それも好評を博している演目の公演期間中に「引退する」だなんてことはありえない。学年や年度による明確な線引きがあるのは高校演劇だからこそで、それは批判の対象にもなるけど、私はそれこそが高校演劇の尊さの源なのだと思います。8月の全国大会の「桶屋」が楽しみです。3人のうち2人が卒業しても、きっとラブリーでパワフルで小さくて根性があって強い作品になっているでしょう。

 古市憲寿の「絶望の国の幸福な若者たち」(講談社)を読む。(はやし)
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by futohen | 2013-05-02 00:09 | 演劇一般

利益をぐりぐり追求する

 おやきを食べつつ、のんびり各駅停車。ひさしぶりに川上村を歩いてみる。大深山の辺り、ホットスパーはなくなり、本屋は店を閉め、大きなスーパーマーケットが建っています。変わったなぁ。八王子の古本屋を冷やかして帰る。楠木建の「経営センスの論理」(新潮新書)を読む。「利益をぐりぐり追求する」という言い回しに、「おっ」と思う。昨日の本田由紀の文章のなかには「鈴木君がいっそうめりめりと成長を遂げて」という言い回しがありました。ぐりぐりとかめりめりとか、最近そういう言い回しが学者のなかで流行っているんでしょうか。(はやし)
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by futohen | 2013-05-01 09:59 | 表現活動一般