「ほっ」と。キャンペーン

 不等辺演劇倶楽部、林成彦です。世田谷からタテにヨコに。アートで「世界」を目指します。「俳優を目指さない演劇ワークショップ」の情報はこのブログから発信します。


by futohen
カレンダー

<   2008年 09月 ( 26 )   > この月の画像一覧

演技力講座

 午後から、女性ビジネスパーソンを対象とした「演技力講座」に招かれました。受講者は116名です。今日も大型ワークショップになりました。100名超を相手にしても、もう私はたじろぎませんよ。おとといの浦和の中学生たち114名は、全員が1、2年生でした。今日の受講者の方々は全員が入社1、2年目なのだそうです。計算してみると、ちょうど世代が10歳ちがうのだ。土曜日の中学生女子たちが、週が明けたら全員揃って10歳大人になっていたかのような、そんな錯覚にも陥る。手塚治虫の「ふしぎなメルモ」のようだ。

 休憩をはさまず、2時間の講座はあっという間に終了。お疲れさまでした。(はやし)
[PR]
by futohen | 2008-09-29 22:53 | 演劇一般

城東地区大会

 高校演劇の城東地区大会の今日が1日目。都立東高校のしおさいホールにて。私は審査員を務めました。6作品とも立派な上演で、堪能しました。上演校のみなさん、お疲れさまでした。講評は難しいです。2分間と言わず、もっとたっぷりお話したい。1校1校の楽屋を回りたいぐらいです。顔の見える距離で、ちゃんと名前を呼んで。うーん。講評は難しいです。

 西垣さんが講評の最後におっしゃった、作品に向かう「態度」(あるいは「覚悟」)についてのお話は、隣で聴いていた私の胸にも沁みました。私も肝に銘じます。(はやし)
[PR]
by futohen | 2008-09-28 21:41 | 演劇一般

浦和ワークショップ

 青少年宇宙科学館にて。去年に続いて今年も、浦和地区の中学校演劇部員を対象としたワークショップの講師を務めました。浦和に来るのは、そのとき以来ちょうど1年ぶり。仙台や盛岡のように1年間通い続けたマチもあれば、1年ぶりに歩くマチもあります。色々だ。今年の参加者は114名。女男比は111対3です。圧倒的なこの比率。去年は女男比106対1でしたから、数字上は「男子部員大幅増加」と言えなくもないが、それにしてもやはり・・・。

 ワークショップは約5時間。顧問の先生方との振り返りが終わり、浦和駅までのんびり歩く。古本屋を冷やかしたりしつつ、この上なく気分がいいです。この時期だからこそ、この時間帯だからこそ、この仕事を終えたばかりだからこその気分を満喫。去年もそうでした。私は浦和のマチにいい思い出しかないです。ありがとうございました。(はやし)
[PR]
by futohen | 2008-09-27 21:01 | ワークショップ
 脚本:中屋敷法仁。演出:黒澤世莉。4×1h project の「ひとさまにみせるもんじゃない」を観劇。渋谷のギャラリールデコにて。これ、大傑作だと思いました。なにしろホンが軽快。文字通り軽さが快い。脚本が走る走る。そして女子高生がキュート。私の感じた軽快さやキュートさが錯覚ではなかったことを、明日もういちど確かめに行きます。(はやし)
[PR]
by futohen | 2008-09-26 00:40 | 演劇一般

独白

 草野心平の「ごびらっふの独白」を朗読の授業で読む。あちらに広く社会を見据え、義憤に駆られている蛙がいて、こちらには好きな相手を思い気持ちが揺れている蛙がいて(「花占いのように」という発想は本当に素敵だ)、その近くには重大な失敗(それがなんなのかは知らない)をしてしまって落ち込んでいる蛙がいて、他にもたくさんの蛙が思い思いの独白をしている(なにを思っているのかはお互い知らない)この暗い賑やかな田んぼにひとり、あんな独白をしている蛙がいたのだ。コージーの登場の仕方はかなりかっこよかった。

 幸福とはたわいなくっていいものだ。
 おれはいま土のなかの靄のような幸福につつまれている。
 地上の夏の大歓喜の。
 夜ひる眠らない馬力のはてに暗闇のなかの世界がくる。
 みんな孤独で。
 みんなの孤独が通じあうたしかな存在をほのぼの意識し。
 うつらうつらの日をすごすことは幸福である。


 素敵だ。つかの間、幸福な時間を私もすごしました。世界の一部になる喜び。(はやし)
[PR]
by futohen | 2008-09-25 02:31 | 表現活動一般

「ユメ十夜」

 映画「ユメ十夜」をDVD鑑賞。第一夜からおもしれーおもしれーと感じつつ、最後までおもしろいまま終わりました。終わってみると、案外第一夜は普通だったなぁ。原作ではいちばん好きなんですけれども。ダントツで好きなのは第六夜(監督松尾スズキ)でした。おもしろすぎる。去年の授業でこのDVDをみんなで観てもよかったなぁ。惜しいことをしたな。

 夜。世田谷のファミレスで来週のワークショップのうちあわせ。(はやし)
[PR]
by futohen | 2008-09-24 02:30 | 表現活動一般
 アトリエ春風舎にて。倉迫さんとはなびさんが熊本でなさるワークショップの、今日はデモンストレーションがありました。楽しく参加。倉迫さんの「オノマトペ」とはなびさんの「身体」と、お2人のテーマがうまく溶け合っていました。いいコラボレーションでしたねー。今日はナホミさんだなぁ。いい笑顔をしていた。きっと仕事が順調なんだろうなー。私が言うのも変ですが、穏やかで本当にいい笑顔でした。というか、今日はみなさん、いい顔をしていた。眼福です。田野さんによるアセスメントも、見事な充実ぶり。田野さんには憧れます。本当に。

 カレル・チャペックの「赤ちゃん盗難事件」(青土社)を読了。最後の「輝ける深淵」がいちばん好きでした。いちばん読みにくかったけれども。ノリがこれだけ違うのな。(はやし)
[PR]
by futohen | 2008-09-23 02:38 | ワークショップ

城西地区大会2日目

 今日もくにたち市民芸術小ホールに出向く。城西地区大会の2日目を観劇。都立石神井高校「弟の戦争」、大妻中野高校「ネバーランド クライシス」、東大附属「かささぎはなび」、東京家政大附属女子「戦の夜の夢」、中大杉並高校「つきのふね」、都立大泉高校「牛丼大戦争」の6作品。いずれ劣らぬ力作揃いでした。大満足の一日です。特に「かささぎはなび」が、丁寧で私は好きだなぁ。人の出入りがあるごとに、きっちり空気が変わって感じられました。「つきのふね」は場転が見事です。ちょっと桃唄309のようです。終演後、幕が下りてすぐ、幕の向こうから出演者たちの嗚咽が聞こえてきました。森絵都の原作も読んでみます。この2作品は、不覚にも観ていて泣きそうになりました。どちらも最初と最後の「絵」がいいし。

 コーマック・マッカーシーの「ザ・ロード」(早川書房)を読了。(はやし)
[PR]
by futohen | 2008-09-21 22:01 | 演劇一般

城西地区大会

 高校演劇の城西地区大会を観劇。くにたち市民芸術小ホールにて。武蔵溝の口から南武線に乗り換えます。あまり乗る機会はないんですが、南武線は私のお気に入り。車窓の感じが好きです。いつか川崎から立川まで徒歩で縦走というか併走というか、沿線を歩き通してみたいと思っています。谷保駅で降りるのは今日が初めて。台風一過のすっきりとしたお天気。ゆうべは久しぶりにたっぷり寝ているし、今日はとっても気分がいいです。「山賊の唄」を口ずさみながら谷保のマチをウキウキ歩きます。(ヤッホ。ヤホホホ)。

 都立光丘高校「楽死(たのし)」、都立杉並総合高校「出停記念日」、都立鷺宮高校「セロ弾きのゴーシュ」、都立第四商業「トロイメライ」の4作品を観劇(今日は4作品のみの上演でした)。いずれも堪能しました。審査員の方が講評でおっしゃったように、もっと観客がいればいいのになぁ。友だちに声をかけるのもたしかに大事です。でも友だちは1本観たら帰っちゃうからね。親や家族も。やっぱり1本目から全部観て、最後は審査員の講評を聴いて帰るというのが、高校演劇ならではの、いちばんの味わい方ですよ。いろんな作品があって、いろんな高校生がいて、いろんなセリフがあって、いろんなドラマがあって、いろんな工夫があって、いろんな見方があって、こんなに豊かな催しはないですよ。もったいないですよ。(はやし)
[PR]
by futohen | 2008-09-20 21:06 | 演劇一般

セミ適齢期

 昼食をとろうと街に出たら、セミが鳴いていたのでした。セミって1週間ぐらいで死んじゃうんでしょ? ということは、いま鳴いているセミは9月13日以降に成虫になったのだ。それって、かなり遅いですよね。もう既に仲間の大半が死んじゃっている筈。いま鳴いている彼は、メスを見つけられるんだろうか。思うにセミの1週間の人生で、初日から楽日(?)までずっと繁殖に適しているっていうわけじゃあるまい。3日目とか4日目が適齢期なんじゃないの。9月も下旬に差しかかろうという時期に、盛んに鳴きたい気分はわかるけど、彼は子孫を残せるんだろうか。もっとみんなと同じようなタイミングで地上に出てくればよかったろうに。

 松尾スズキの「サビシーマン」(扶桑社)を読了。(はやし)
[PR]
by futohen | 2008-09-20 02:44 | 表現活動一般