鶴舞の古本屋で「火宅か修羅か」のビデオを見つけました。95年の初演時のものです。いま再演していて、私はつい先日それを観たばかり。「おっ」と思って手に取り、ちょっと迷って、購入。迷ったのはビデオカセットだったからで、これがDVDだったら迷いません。で。早速観てみる。いやぁ、おもしろいですね。初演と再演とで、いろいろと変更点があるんですね。

 そもそも登場人物の人数がちがいます。再演版のほうが少ない。例えば編集者は初演版では二人います(そのうち一人はタテヨコの横田さんです。なんと)。これは一人にして正解だろうなぁ。演出面では、私が気付いたのは、小林とルリの座り位置ですね。初演版では二人(山内さんと渡辺さん)が同じテーブルについている。再演版では二人(古屋さんと荻野さん)が別々のテーブルについている。初演版のほうが、声をかけるのも言葉を交わすのも、位置が近い分、自然な気がします。逆に距離がある分、再演版はそれに勇気だったり、相手についての関心だったりが感じられる。再演版のほうが私は好きだな。そのシーンで、初演版では二人がちがう浴衣を着ているのももったいない。男女で分けているのかな。再演版は同じ色柄の浴衣なんじゃなかったかな。うろ覚えだけど。そのほうが親しみが感じられていいです。

 年齢設定もちがいます。初演版のほうが若い。再婚相手が29歳かぁ・・・。ひゃああ。でも12年前の私にとってみりゃ、年上の女性なわけだ。12年という時間の隔たりにびっくりだ。

 やっぱりビデオで観ると、ライブ感というか「空気」が感じられないですね。それはホント命取りだなぁ。命が感じられない。舞台作品は劇場で観ないとだめですね。95年当時に、ぜひアゴラで観てみたかったです。当時も私は東京の世田谷にいて、興味の赴くままにいろいろ観に行っていたのになぁ。青年団の作品は、92年秋に一本観たきりでしたよ。(はやし)
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by futohen | 2007-12-31 01:39 | 演劇一般

 先日の第55回ワークショップのレポートができました!

 今年も一年間ありがとうございました。
 次回は2月9日(土曜)です。
 「俳優を目指さない演劇ワークショップ」です。
 スタートから8年目を迎え、ますます張り切っています。
 2008年もどうぞよろしくお願いします!(はやし)
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by futohen | 2007-12-29 20:38 | ワークショップ

がんばる中央線

 京王線→中央線→小海線→しなの鉄道と乗り継いで、いま信州の上田です。仕事抜きで遠出するのはひさしぶり。一年の最後の、自分へのご褒美です。ちょっと骨休め。自分の好きなマチに行こうと思って、上田を選びました。寒いけど、いいマチです。おやきがおいしいです。夜はもちろん「べんがる」のカレーライスを食べます。沿線随一と私が認めた絶品のカレーです。沿線ってのは「しなの鉄道沿線」かな? 他にあんまりお店を知らないけども。

 いやぁ、今年はいろいろと忙しかったですー。やるべき仕事は昨日で全部おしまい。あとはワークショップのレポートを書くだけだなぁ。これは今夜中に書けるかなぁ。今年は年越しの仕事を抱えません。よかったよかった。そう、昨日は納会がありました。あんこう鍋をたらふく食べました。あんこうっておいしいですねー。あんこうで満腹しても「たらふく」と言うのかな。

 今朝。高尾駅から乗った中央線の電車が、定刻から23分遅れだったのです。ダイヤが乱れていたんですね。まぁ私は急いでいるわけじゃないし、特に遅れを気にしませんでした。そうしたらこの電車ががんばるんです。鬼神のような走りで、どんどん差を詰めていく。きちんきちんと各駅に停まりながら、停車時間を切り詰めるなどして、がんばる。高尾で23分遅れだったのが、大月では早くも10分差。塩山で7分。甲府で5分。韮崎では3分にまで差を詰めた。「先頭ランナーの背中が見える」みたいな気分。箱根駅伝の、あの「順天堂の今井」みたいな走りです。このペースだと定刻より早く着くんじゃないかしら。終盤は力が尽きたのか、定刻から5分遅れで終点の小淵沢にゴールイン。20分も差を詰めるなんて。がんばったなぁ。

 写真は小海線の車窓。清里と野辺山の間です。(はやし)
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by futohen | 2007-12-28 21:30 | その他、バスケット項目

 小金井スタジオ(というか、岸井くん家?)にて観劇。上演時間わずか40分。ですが私は堪能。なるほどな~。以前の「P」と比べるとちょっと肌合いがちがった感じです。あの、サイコロを振って出た目の数の文字数でテキストを細分化して(だったっけ?)そのひとつひとつについてイメージを膨らますという、あのハイパーなデジタル演劇をもういちど観てみたい気が、私はやっぱり、します。後で岸井くんに聞くと、彼テキには同じ創作作業なんだそうですが、観客としての実感はちょっとちがう。言葉と身体とが、それぞれ別世界にありながら、時折シンクロするような。その「P」と比べると、今日の「文」はもっと馴染みやすい感じ。チンプンカンプンさはない。それだけ、ごまかしが利かなくて、俳優の技量がチョクに明らかになっちゃうのかな。

 伊東沙保さんの、すごかったです。見とれました。漱石の「夢十夜」はウチの高校の朗読の授業でもテキストに使いました。第一夜。あの百合の話。岸井くんが演出して、沙保さんが演じると、こうなるんですね。ものすごい「時の流れ」のようなものを感じた。なんなんだろう。不本意だったらごめんなさい。沙保さんの数十年後の顔を見た。気がする。今年もたくさんの舞台作品を私は観ましたが、今夜が観納めでした。最後の最後が沙保さんの第一夜だったことを、私はうれしく思います。来年のチェルフィッチュも楽しみにしていますね。しゃべる言葉も、身体の緊張感も、今日の「文」とはまたゼンゼンちがうんでしょうね、きっと。楽しみ!(はやし)
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by futohen | 2007-12-27 00:47 | 演劇一般

「火宅か修羅か」

 「整理番号順にご入場いただきます」と言って受付の方から渡されたチケットを見ると、整理番号が2番なのでした。ちょっとうれしいです。開場を待っている方々がロビーに大勢います。受付の方の手元の名簿には予約客の名前がずらーーっと書かれてある。私は予約を入れたの、そんなに早くなかったはずです。どういうルールで私が2番になったんだろうか。

 こまばアゴラ劇場にて、青年団の「火宅か修羅か」を観劇。ひっじょおーーーに、おもしろかったです。最前列真ん中の席で舞台を食い入るように見つめる。青年団の俳優は顔がいいですね~。出てくる顔出てくる顔、ぜんぶ「見ちゃう顔」です。顔に見とれる。当然ですが、みんな演技もいい。全員。どういう訓練をしてどういう稽古をしているんだ。古舘さんなんて最高です。

 昨日のバッドニュースによる喪失感や虚無感が私を透明な膜で包んでいる感じがある。うーん・・・。べつに失恋とかとちがって、私の人間性や能力を否定されたわけじゃないんだから、早く気持ちを切り替えたほうがいいんだ。2007年チェンジ! 2007年終了!(はやし)
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by futohen | 2007-12-26 00:23 | 演劇一般

クリスマスイブ

 タテヨコ企画の「宇宙ノ正体・メロス編」を観劇。お台場のフジテレビ1Fマルチシアターにて。西山竜一さんはやっぱり素敵だ。そして藤崎さん演じる人物との関係も素敵だ。観ながら、ひじょうに「居心地」のいい作品。このままもっともっと芝居が続けばいいのに。終わらなければいいのに。こういう男どものなかに自然と自分も入っていけたらいいのに。

 クリスマスイブの夜のお台場はそりゃもうたいへんな賑わいでした。素敵なクリスマス気分を満喫して帰ってきたところ、寝耳に水。本年最悪最凶のワーストニュースが私を襲う。うっわあ・・・。マジっすか・・・。この喪失感、虚無感に私は耐えられるのか・・・。(はやし)
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by futohen | 2007-12-25 01:22 | 演劇一般

盛岡のざじずぜぞ

 ずずずーっと風の音がしてズシンと地震が「座禅爺(ざぜんじじい)」の像をずばずばと蒸気で貝塚にジャンプさせたが、陰陽師が時間を止め、キザなザリガニが続々と前進してきて、ジョーク好きのジャックはジルを地すべりの現場に自転車で10秒ちょっとで受信機を授与し、上機嫌のズザ次郎と次長をなぜか象のヒザで刻み、造影剤をジョウロでゼラチン状のゼラニウムに九字シールを溶かし、10時10分にズザ次郎の自意識が過剰になり、浄化されず、ぐじぐじしてずる休みして自分自身がゼラチンになった。

 年内の出張仕事も今日で最後です。特に秋以降は、移動移動の日々でした。慌しかった一年もようやく終わりが見えてきた。盛岡に通うのも今日が24回目です。無事に丸一年勤め上げることができ、ほっとしています。ありがとうございました。盛岡のみなさん、よいお年を!
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 盛岡駅西口方面を望む。盛岡のマチは将来こちらに広がっていくそうです。(はやし)
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by futohen | 2007-12-23 23:51 | 演劇一般

 ご参加くださったみなさん、ありがとうございました&お疲れさまでした。
 年内にはレポート公開できるように準備を進めますね。(はやし)
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by futohen | 2007-12-22 22:53 | ワークショップ

「WORMAN」

 わたわたと大阪から新幹線で帰京。ごろごろとカートを引きずりながら、森下スタジオに直行。森下スタジオって、行くの私は初めてです。案内図を見ると、地下鉄森下駅のA6出口を出て、時計屋と風船屋の間の道を入る。・・・この「風船屋」って、なに? 風船を売ってる店? 私はなにかの間違いかと思っていた。そうしたら、本当に風船のお店がありました。ちょっと感動。

 Aスタジオで「WORMAN -ワーマン-」を観劇。まだ公演期間中ですので、内容には触れません(触れたくて仕方ないけど)。ひとつ思ったのは、これ東京じゃなかったらどうだったんだろうなぁ、ということです。たぶん周囲の目がもっとうるさかろうなぁ。(はやし)
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by futohen | 2007-12-22 00:22 | 演劇一般

いぬのおまわりさん

 私にはこの「顔」がそう見える。近鉄特急です。これに乗って大阪に移動。(はやし)
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by futohen | 2007-12-19 17:36 | その他、バスケット項目