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 不等辺演劇倶楽部、林成彦です。世田谷からタテにヨコに。アートで「世界」を目指します。「俳優を目指さない演劇ワークショップ」の情報はこのブログから発信します。


by futohen
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 なるほど。不思議だ。今回のは、ぞろぞろとお散歩しながら、まるで堤幸彦監督の映像作品を見ている(あるいは作品に参加している)かのような気がしました。なんなんだろう、あの感じは。きっと岸井マジック、いや「岸井TRICK」があるんだな。

 吉祥寺編とは言いながら、スタート地点はJR西荻窪駅。うっかり吉祥寺で待っていて、ぎりぎりで気付いて泡を食いました。間に合ってよかった。西荻かぁ。私は世田谷に移ってくる前、2年ほど西荻に住んでいました。駅前の有名な飲み屋で岸井くんとサシで呑んだこともあったな。でも、あの当時からはずいぶんマチの様子も変わってしまいました。一見ね。しかし変わらない部分をえぐるようにしてポタライブは進行する。堪能しました。(はやし)
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by futohen | 2006-09-30 23:13 | 演劇一般
 私は彼女が「格闘する者に○」でデビューした時からのファンだったので、まずは素直に直木賞の受賞を喜びたいです。エッセイのおもしろさ、上手さが際立つ三浦しをんだけど、やっぱり小説のほうが私は好きだ。こう、なんというかな。物語を作るんだという気概が空回りしているというか、生硬で、チカラが入りすぎました、みたいな「未熟さ」が、失礼ながら、いい。その点、エッセイの、あまりの巧者ぶりとはまるで別人のようだなぁとも思います。

 で。この「まほろ駅前多田便利軒」だ。ひさしぶりに小説のほうを読んでみた。

 まず。この「まほろ市」というマチだ。よくも悪くもひっかかる。モデルが町田市(東京都)なのは明らかです。「ハコキュー」という私鉄は、そりゃ小田急だ。私は最近、仕事の関係で、町田に行く機会が多いので、うれしいんだけど、でも「なんで町田なんかをモデルに・・・?」と、町田の方々には失礼ながら、思わないでもない。三浦しをんは町田に住んでいるのかしら。ひらがなの市名が増えていることを私はあんまり快く思っていないので、どうして「町田駅前多田便利軒」にしなかったのかなぁ。とも思います。架空のマチじゃなくてもいいのでは。

 で。結論を言うと、三浦しをんはこの作品ではまだ直木賞をとるべきではなかったです。たぶんもっと上手な小説を、彼女はすぐに書けるようになるんだろうと思う。まだやっぱり漫画的というか、テレビドラマになりやすそうな感じが、私は好きだけど、薄い。まだ薄いです。

 駅伝をテーマにした新作(直木賞受賞後第一作)が本屋さんにもう並んでいましたね。読む前から、また男同士の友情の物語なんだろうなーと想像されます。ちがってたらごめん。しっかし、そんなに男同士の友情が好きか、君は。どうして?(はやし)
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by futohen | 2006-09-30 01:16 | 表現活動一般

カウパレード@丸の内

 丸の内って、東京メトロの「丸の内線」の丸の内ですよね? 私は丸の内ってマチにとんと縁がないです。ゼンゼン行かない。杉並に住んでいたころは「丸の内線」が私の生活の足でもあったのに。ま、でも「丸の内線」に丸の内って駅はないですよね。あったらごめん。でもないよね。東京駅だよね。「丸の内線」を「丸の内線」と名付けた理由はなんなのか。

 で。滅多に来ない丸の内に来てみて、私は「へぇ~」と思った。これはいいな。いま丸の内のマチには牛がいっぱいいるのです。牛のアート。等身大の真っ白な牛のオブジェに、思い思いのペインティングがなされている。そんな牛が丸の内のそこここにいる。「カウパレード」といって、パブリックアートの世界的な祭典なんだそうです。そんなことやってるなんてな。

 パンフを見てみると、リリー・フランキーとか、三代目魚武濱田成夫とかもそれぞれ一頭、出展しています。福田繁雄って、錯覚アートの人でしたっけ? ちがったかな。彼らアーティストのみならず学生や子供たちも、それぞれの牛を出展しているそうです。作者名が「押忍!手芸部」って、これきっと学生だろうね。作品の名前は「押忍!牛」。オスウシと読むんだろう。学園祭のノリだなぁ。こう、マチ全体がいかにも秋の日曜日という感じでした。

 カウパレードは、牛のアートをたくさんパレードさせることで、マチそのものを作品にしちゃう。牛はマチの光景になかなか馴染んでいて、それでいてやはりマチの見え方をちょっと特別なものにしている。それって、昨日のポタライブに似ているなって思ったわけだ。ポタライブは、これよりもっと、そのマチそのマチに固有のものだろうけど。(はやし)
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by futohen | 2006-09-24 22:36 | 表現活動一般
 9月16日(土曜)におこなったワークショップのレポートができました。
 「俳優を目指さない演劇ワークショップ」の、これが第42回目です。
 どうぞご覧ください!

 こちらからどうぞ。

 次回は11月3日(文化の日)を予定しています。
 興味をおもちの方はどうぞ遠慮なさらずに。
 参加のお申し込みをお待ちしています。(はやし)
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by futohen | 2006-09-23 12:06 | ワークショップ

中学校の授業

 千代田区のある中学校で今日は演劇の授業。私はアシスタントなので気楽さ半分、不安も半分だ。変な話だけど、私はリーダーばっかりでアシスタントをした経験があんまりありません。上手に動けるかしら。寸劇テキな演技も、ゼンゼン普段やらないしなぁ、自分では。

 で。終わる。ま。あんなもんだろう。初回は。今後もよろしくお願いします。中学生と高校生とではやっぱりちがうなぁ。今日は杉並のときの、とろぶ・まっきー・ゆーたの最強トリオの最強ぶりを懐かしく思い出しました。彼らの雄姿をまた見てみたいよ。

 ところで、あのアイスクリームは仕事のご褒美でしたね! また行きましょう。(はやし)
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by futohen | 2006-09-22 21:50 | 演劇一般

みな響あり

 それで。私は渋沢孝輔の「みな響あり」を選んだのでした。例の「あれから幾回り 幾ねじれして」ってやつです。「またそれかよ!」って感じですね。ワークショップにも以前、持って行きました。2月の松陰コモンズだったかな。この詩が大好きなんですよ。私の胸に響く。

 今からちょうど10年前だ。札幌の本屋さんで私はこの詩を見つけました。その頃、私はある事情ですっかり虚脱してしまっていて、そんなときにすっと胸に入ってきた。悪い病原菌のように。「われは境い目から境い目へとさすらう寒き者」って一行がけっこう、しんどい。痛い。境い目ってつまりなんだ。手帳に書き留めて、北海道にいる間、ぶつぶつ唱えてました。今は当時とは受け止め方が変わりました。声に出していると、気持ちが「しゃきーん」としてきます。

 授業では、和太鼓でリズムをとっているみたいな感じで群読してみました。ちょっと「鼓童」のような、ね。もちろん太鼓なんてないので、どんどこどんどこ、生徒が口で言う。これがね、よかったんだな。「響いて」いる気がしましたよ。ま、生徒たちはぽかんとしていましたけどね。意味わかんないからね。私の思い入れも生徒たちには関係ないしね。でも、いいんですよ。講師の私が自分でおもしろいと思うことをしないと、授業がウソになっちゃうからね。

 そうそう。「演劇Ⅱ」という授業をやってほしいと生徒に言われました。2年生で「演劇」があって、3年生では「演劇Ⅱ」があってほしいと。聞くと、2年生のときの(去年の)「演劇」の授業がとってもおもしろかったらしいです。2年の演劇クラスの生徒たちもそう。来年も「演劇」をやりたいと言っていましたね。それ、いいよね。私もやりたいです。「演劇Ⅱ」。(はやし)
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by futohen | 2006-09-21 21:45 | 表現活動一般
 tea for ONE(ワン? おーね?)の公演。明大前キッド・アイラック・アート・ホールにて。あまりにもよくて、びっくりした。半分ボーっとしながら自転車で帰ってきました。大根くんは最近、いい仕事をしている。2004年3月が初演で、今回が再々々演だそう。私はたしか再演のときにもいちど観ています。そのときは、思うに、内容よりも手法に関心が向いた。それは私のいつものクセだ。まして一人芝居(正確には大根くん本人も含めて二人ですが)とあれば、以前に朗読でそれっぽいことをやっていた私はどうしたって手法に目が行く。今回は手法を知っている分、内容に没頭し、そして圧倒されました。本当です。すごいな。塚原は。

 ビリー・ジョエルの「ナイロン・カーテン」は私も持っていた。2800円のLPレコードを近所のレコード屋で買いました。中学1年のときだ。でも今日ほどインパクトを受けたことはなかったです。泣きそうになったもの。ワークショップの「ペンキ屋」でも使ってみようかしら。もちろん塚原が来てくれたときは控えますが。ラストの、ブルース・スプリングスティーンもとっても効いていた。この公演をゆうべ観ていたら、今日はスプリングスティーンの訳詞を授業で使ったかもしれない。大根くんの朗読はぐっと来た。変にチカラが入っていなくて、かっこよかったな。

 この公演を劇作家協会の斎藤憐さんがご覧になったら、きっとお褒めの言葉をくださるにちがいない。私はそう想像します。また再演してよと大根くんにお願いして帰ってきた。いつも一日しかやらないからね。まだの方は次の機会にぜひ! 憐さんもぜひ!(はやし)
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by futohen | 2006-09-21 00:05 | 演劇一般

死せる詩人の会

 いまこの時刻、私は猛烈に焦っています。焦るというか焦げている感じだ。忙しさにかまけて(?)、自分の宿題をやっておらん。明日の授業のために、「詩」をひとつテキストとして用意しなくちゃ。それだけのことだのにな。詩かぁ。詩じゃなきゃだめなのかなぁ・・・。

 そもそも私が自分で声に出して読みたいなと、ぱっと浮かぶのは、フェリーニの古い映画の主人公の長いセリフとか。10年ほど前の高校野球の選手宣誓のことばとか。どっちも身内の結婚式で私が、スピーチに代えて朗読したものだ。それも広い意味じゃ「詩」なんじゃなかろうか。でもたぶん、明日はそういうのは期待されていない。弱ったな。

 いずれは授業でも、生徒たちに自分が声に出して読んでみたいと思う文章をなにか持って来させたりするでしょう。そういう授業、むしろ私が受けてみたいよ。高校野球の選手宣誓とかしてみたいもの。そういう、私にとって天国のような時間と場所を、どっかに作りたいものだ。授業がそうなるなら、こんな幸せなこともないけど。(はやし)
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by futohen | 2006-09-19 22:24 | 表現活動一般

横浜の空

 書類仕事がたくさん残っているのに、もう今日はお休みだと決め込む。外は断続的に強い雨が降っています。部屋でこころゆくまで寝る。雨音が耳に心地よい。今日は敬老の日だけど、自分に勤労感謝の日だ。たまには休まんと。

 雨上がる。夕方からぷらりと横浜へ出かけます。いつものお散歩コース。横浜のお散歩をしないと休日だという気がしないのです。行ってみると、山下公園の空は、もうそりゃみごとな夕空でした。うっとりするほど。ストリート・ミュージシャンが「カントリー・ロード」を歌い、そのつぎはリクエストに答えて「上を向いて歩こう」を歌いました。うん。どちらも悪くないチョイスだ。若い人たちがみんな携帯で空の写真を撮っている。私は目に焼き付けました。(はやし)

 そうだ。レトロノートの客入れで「雨上がりの夜空に」がかかってましたね。懐かしかった!
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by futohen | 2006-09-19 00:28 | その他、バスケット項目
 生ちゃん、舞台に立ちなよぉ。受付じゃなくて。客席の入り口じゃなくて。やっぱり生ちゃんは舞台の上で見たい。もったいないよ。ま、今回は登場人物全員が男性なので、しょうがないっちゃしょうがないけども。でももったいない。

 高校の野球部員たちが卒業して10年後に再会するお話。舞台はとあるレストランです。きれいな、リアルなセットを組んであります。で。あるシーンで、ワケあって、壁に新聞を貼るのです。その下にあるものを隠すためにね。小道具として使われたのは、今日のスポーツ新聞でした。それがいい按排で、大きな見出しの活字が客席の私の目にもはっきりと読めた。あれなー。やっぱりなー。あの見出しに言及してほしかったです、アドリブで。「すごいよなぁ」とかって盛り上がってもほしかった。というかそのほうが自然なんじゃないのかな。元・高校球児が9人もあの場にいるならば。・・・と思ったりもした中日ファンの私です。(はやし)

 「山本昌 ノーヒットノーラン!」「中日、マジック15!」
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by futohen | 2006-09-17 23:55 | 演劇一般