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都立高校の授業

 やっさんのピラテスはよかったなぁ! ああいうの、私も勉強しよう。

 私はとっておきの必殺コンテンツをずらりと並べました。けれど、これが思ったほどにはヒットせず・・・。うー。あとで理由を考えるに、これはあれだ。コンテンツそのもの(ルールや難易度)ではなく、私に問題があるんだろうな。ワークショップと授業とでは条件が違う。目的も違う。あまり気にしないようにしていたが、違いは違いだ。「スピード感」と「距離感」。ほっとくと私はワークショップのときのモードになってしまうからね。これからは意識。(はやし)
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by futohen | 2006-08-30 20:04 | 演劇一般

高校演劇部の稽古

 またまた学校にお邪魔して稽古の様子を見学。午前中には通し稽古をしたそうです。暑いなか、朝からたいへんだなぁ。セリフを間違えたりとか、段取りを忘れたりとか、そういうのはいいです。あんまり気にしない。稽古場でのその表情を、そのまんま桜美林の舞台に持って行ければそれでOKなんじゃないかしら。変に気負って、こわばったりさせちゃわず。

 それにしてもなぁ。最近の私はホントに喋れん。喋れないにも程があるよ。気の利いたことや当意即妙なことが言えないのはもちろんだ。ただ普通に、言いたいことを的確に言い表せない。ことば選びが鈍い。自覚がなかっただけで以前からそうだったろうか。もどかしい思いや恥ずかしい思いばかりだ。いいのかこんなんで。明日は授業なのに。(はやし)
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by futohen | 2006-08-29 22:48 | 演劇一般

水戸にて、ほか雑感

 3年前だなんてのは、いまの私には昨日のことのよう、というか大げさに言えば「明日のことのよう」な気さえします。隔たりをそんなに感じない。そのたった3年間で、高校演劇部の部員って総入れ替えになってしまうのだ。その当たり前の事実に、私は「ほえ~・・・」と、しばし呆けてしまってアタマがすぐにはついていかなかったです。そんなことがあって。

 で。ふっと思って、あるときある場所である先生(中学とか高校とかの)に、お尋ねしてみたのです。こう、生徒たちってトコロテン式に次々に入れ替わっていくけど、やっぱり思い入れのある学年ってあるものなんじゃないですかと。(ま、私の気持ちテキには、さびしく思ったりはしないものでしょうか、というニュアンスの質問だ)。先生は「うん、それはありますね」と言われた。やっぱりそうなのか。教師だってそうなんだなと私は納得する。ただ理由は私のようなセンチなものではありませんでした。明確。おっしゃるには、担任をもつ学年とそれをもたずに授業だけをする学年とで、やはり違うんだそうです。授業もコミュニケーションなので、生徒たちときちんと関係が築けている場合は授業が充実したものになりやすい。そうかぁ担任かぁ。生徒たちとの関係かぁ。なるほどなぁそうだよなぁと。そのお話に深く納得したものでした。

 今日はね、レッスン生にもらったウチワをぱたぱた扇ぎながら、桜川の橋に立つ。この1年ほどのレッスンを振り返って、思いました。先生のおっしゃった通り、きちんと関係が築けるようになって以降のレッスンは、内容が充実していたんじゃないかなぁと自分でも思う。だから大事なのは、関係が築けるようになるまでの時期。どうやって関係を築くかだったのだ。静岡も水戸も、私は通うのが楽しくて仕方なかったです。いまだから言うけれど、でも最初のうちはたいへんだったもんなぁ。新幹線や特急のドアがぷしゅーっと閉まったら、「ああ、もう逃げられん」と思ったりもした。いまでは考えられん。静岡にも水戸にも思い入れたっぷり。満足感。充実感。達成感。その他いろいろ感じる桜川の夕空です。(はやし)
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by futohen | 2006-08-28 19:27 | 演劇一般

 三刀屋高校の「三月記~サンゲツキ~」。う~ん。随所に「おおお」と感心させられた点はあったものの、残念ながら私はあまり楽しめませんでした。その理由はふたつです。

 ひとつは前半、ふたりの会話が単調だったこと。セリフの内容はおもしろくても、その掛け合いの調子が、というかパターンが一定でした。山本役の人など、特によく動き回って熱演なんだが、ふたりの会話自体があまり動いていなかったです。もうちょっとひねったり遊んだり(ことばで遊んではいても、会話が遊んでいないのでは?)できたんじゃないかなぁ。

 もうひとつ。起承転結でいう「転」の部分ですね。いや、たしかに予想外の展開で、びっくりはしました。そこを評価する人も多かったんだろうとは思う。でもなぁ、さすがにあれはないんじゃないかなと私は思った。だって、卒業式の最中に学校の先生が校舎の屋上から・・・だなんて、本人にその意図はなくても、抗議行動というか、ある種のテロだとも受け止められかねないじゃないですか。卒業生全員の大切な思い出を墨で真っ黒に塗りつぶしてしまうような行為でもあるし。「きっと先生も苦しかったんだ・・・。そばにいた私が気づいてあげられなくて・・・」みたいな、そんな可愛いお話じゃすまないですよ。

 私は2日目は見にいけません。残念だ。甲府昭和高校の「全校ワックス」も、同志社高校の「ひととせ」も、どっちも見たかった。気になる。しかもどっちの作品も版権がどうのこうのとのことで、ビデオ販売がなされないらしいです。舞台を見られないのが痛恨だ・・・。

 特に同志社高校の「ひととせ」。パンフを見ると、出演者はOさん(←匿名にしてみた)という生徒ひとりだけ。高校演劇でいわゆる一人芝居はあんまり見ないです。しかも脚本を書いたのもOさん本人。舞台監督もOさんです。照明も音響も(プランニングは)Oさん。演出欄は「同志社高校演劇部」と書かれていますが、思うにこれもOさん自身による自己演出の部分が大きいのじゃないかしら。それが全国大会最優秀賞ですよ。どんな気分だろう。どんな人なんだろう。そもそもどんな作品なんだろう。ううう、気になる・・・。見たい・・・。(はやし)
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by futohen | 2006-08-27 08:34 | 演劇一般

 釧路北陽高校の「ラスティング ミュージック」、これは私のツボだ。めっちゃおもしろかった。舞台は学校の音楽室です。でんと大きなピアノが置かれています。私は最初、これは合唱部とピアノ部とが音楽室を取り合うお話になるのかなと、想像しました。そんな雰囲気だった。で。なるほど、それはおもしろいぞと思って、身を乗り出しました。最後に協調するにしろ決裂するにしろ、「音楽室」をなにかのメタファーだと思いたがる大人はいるだろうし、そういう作品は評価されやすい気がします。いや、結果を言うと、私の想像とはゼンゼンちがった方向にお話は進んだのですが、でもとってもおもしろかったです。

 やっぱりノーベルだな。ノーベルが光ります。ノーベルとあだ名されている女子生徒。知識をひけらかすから「ノーベル」。このセンス、私のツボです。このノーベルの存在感が貴重。普通、いじられキャラの人はステイタスが低いものだ。ノーベルはいじられキャラでありながらステイタスが高い。なかなかそういう人はいません。後ろに侍らせている合唱団の4人(バッハ、ショパン、ラベル、リスト。なぜかそう呼ばれている)もナイスです。1回目も笑ったけど、2回目はもっと笑った。いわゆる「天どん」ってやつですね。また出てこないかなと3回目を期待しました。別の観点から、新入生の使い方としてもあれはうまいと思います。

 いまパンフを見て、知りました。ノーベル役の人が演出も担当していたんですね。うーん、やるなぁノーベル。終演後の出演者インタビューで、「演劇をこれからも続けますか?」と尋ねられて、彼女は「はい」と答えていた。楽しみです。私はこの「出演者インタビュー」をあまり見たくなくて、終演後はいつもそそくさとロビーに逃げる。でもこれは珍しく、ノーベルの人が出てくるかなと思って、インタビューを心待ちにしました。出てきたのはいいんだけど、インタビュアーからいちばん遠い位置に立ったので、質問がふたつしかなかった。もっとノーベルに喋らせてくれよぉ。演出なんだったならなおさらじゃないのよぉ。(はやし)
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by futohen | 2006-08-26 20:37 | 演劇一般

燃えろ 国立劇場の夏

 全国大会の優秀校の東京公演。もちろん高校演劇です。今日明日と2日間に分けて行われる、初日を観劇しました。会場は半蔵門の国立劇場です。いやぁおもしろい!

 いま「もちろん高校演劇です」と書きましたが、それは正確じゃなかった。高校の文化連盟が主催する催しでして、演劇部門のほかにも「日本音楽」と「郷土芸能」の部門があります。演劇だけじゃないわけ。午後1時から6時まで、各部門の優秀校がしのぎを削る充実のラインアップです。観客は推定1000人。満席でした。それでも「日本音楽」と「伝統芸能」の上演が終わったら、3割ぐらいは帰ってしまった。これから演劇なのに・・・。完全演劇目当ての私としてはショックだったな。あれは。おかげでいい席に移れたんだけど。

 で。誤解を恐れずに言うと、今日の演目のなかで私がもっとも感銘を受けたのは、日本音楽でも郷土芸能でも、演劇でさえもなかったです。プログラムのいちばん最初、午後1時すぎに始まって10分ほどで終わってしまったけど、すごかったのがあの「書道」!八王子実践中学高校の書道部による、「書道」の上演です。なんやねん、それ。って、思うでしょ? これがねー、言ってみりゃ演劇仕立てでもあって、とっても見ごたえがありました。

 最初はセリフの応酬なのです。浴衣姿の女子部員たちの、これが元気のいい掛け合いで。演劇部員かと思いました。というか、演劇だと思っていた。やがて「きゃー、ドウテイ」とかってきゃーきゃー言って、高村光太郎の「道程」を朗読する。で、書道だ。彼女たちがみな太い筆と、墨汁の入ったバケツ(?)を持って出る。舞台一面に広げられたでっかい半紙に書いていくのです。「道程」を。「あ、そうか、これ書道なんだ」って、このとき私は気がついた。

 でっかい白いジュウタンを敷いたような。そんな白い舞台の奥に、浴衣姿で横一列に並ぶ。ひとり一行ずつ。いっせいに書きはじめる。一文字ずつ筆をさばきながら、ゆっくりとこちらに進んできます。後ろ向きで、客席にお尻を見せて。なんだか田植えをしているようでもあります。

 1行ごとに、もちろん書く言葉がちがいます。なので少しずつ進みにズレが出るわけですよ。速い人と遅い人とがいる。でもみんな真剣だ。カメラが向こう側に回りこんで、彼女たちの表情を捕らえ、それが舞台奥のホリゾント幕に映し出されます。そしてBGMとしてパッヘルベルのカノンがずっと流れている。最後、半紙が吊り上げられ、書き上げられた「道程」の詩が客席に向けて掲げられます。一行ごとに味わいの異なる、でも堂々としたいい字だ。

 うーん、もうねー、なんだかねー、見ていて泣いちゃいそうなほどに感動したんだなぁ。なんででしょうね。そういうアート系のパフォーマンスを以前、私もいろいろやっていて、でも「書道」ってのは思いつかなかったです。すごい。今日のピカいちでした!(はやし)
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by futohen | 2006-08-26 20:36 | 演劇一般

授業うちあわせ

 もうすぐ2学期がはじまるので、今日はそのうちあわせ。
 授業の方針やらスケジュールやらの確認。

 そうか、もう夏休み、終わっちゃうのかー。
 オレ、いっこも宿題やってないっ!
 夏の間にやろうと思っていたことが手付かずのまま、多々。
 ていうか、そもそも「夏休み」なんて、なかったっす!(はやし)
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by futohen | 2006-08-25 19:39 | 演劇一般

 大和市の生涯学習センターホールはけっして小さな劇場ではないのですが、満席。立ち見客も多数。私は会場のいちばん後ろで階段に座り込んで、舞台と客席の様子をずっと見つめていました。懐かしく思う。中学生のころの夏に、劇場のこういう雰囲気を経験して、以来、私は毎年、劇場において唐突に「夏のはじまり」を感じるようになったのだ(今年はさねよしいさ子のライブがそれだった)。夏だなぁ。そうそう、こういう芝居を夏に見たいんだよなぁと。

 なにせ脚本がいいです。いや演出も演技もよかったですが、やはりホンがいい。スマートです。題材は大和市に暮らす人々の生活エピソード。それが4部に構成されています。場ごとに過去に遡ったり現在に戻ったり、エレベーターのように時間の上下動をする。最終場は近未来。2006年の冬のお話です。そして人物たちのその後の生活を予感させるフィナーレへと。各エピソードのバランスもいいし、流れもいいし。すっきりしているなぁ。ずいぶん考えたんだろうなぁ。同一人物を4人の俳優が演じる、4人一役のアイデアもナイスでした。

 もう、ね。最後なんて舞台と客席とが一体になったような感じさえしたし。歌のシーンにはぐっと来たし。カーテンコールでスピーチをなさった方の、そのスピーチがまたみごとなもので。その後、花束をもったお客さんがわっと舞台に押し寄せて。開演からずっと、客席(の隅っこ)にいて、私は「おおお、いいなぁいいなぁ」と、劇場内全体の雰囲気を満喫しました。

 ところで、私は自分が演出した作品を客席で見るのが好きです。ワクワクする。そりゃそうです。自分が見たいと思うような作品をコツコツと作ってきたんだから。本番、いい演技をしてくれたり、練習した通りにできたり、それ以上だったり、照明や音響のきっかけがぴったりだったり。そういうのがうれしくて仕方ない。「冥利」ってやつです。本番中、田中さんは客席の扉のところにずっと立っていました。遅れて来るお客さんの案内というか介助の役だ。黒っぽい地味な動きやすい服装で、本番中も自ら立ち働いている。私の位置からは顔は見えなかったけど、でも思うに、舞台を見つめながら田中さんはとってもいい表情をしていたにちがいない。本番中ずっと。きっとそうだ。演出家だもの。うれしいですよ。あれは。(はやし)
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by futohen | 2006-08-24 00:07 | 演劇一般

 これは力作です。舞台を凝視して、1時間45分があっという間でした。重い。この重たさにしびれます。終演後、すぐには声を出すのがためらわれるほどの、この重たさ。何年か前の、高校演劇の「南京の早春賦」を私は思い出します。北関東大会の松本深志高校。あれも客席で見ていて、「なにもそこまで・・・」と思うほど内容が重いものでした。深志高校も机上風景も、どちらも戦争を扱っています。しかもどちらも戦場ではなく、いわゆる銃後の世界が舞台です。登場人物10人中、8人が女性。大切な人を待つ女たちの、苛烈なお話でした。

 途中でいちどだけ登場する兵隊さん(伍長)の、物腰やたたずまいがよかったです。清潔な感じがした。兵隊役だというと、声を張り上げた狂騒的な演技をする人が多い(という印象が私にはある)なかで、あの落ち着いた雰囲気が、かえって悲しくてよかった。

 チラシには「ある時代、ある国、ある戦争の裏側で・・・」とあります。描かれたのは架空の世界だ。まぁモデルは日本なんだろうなぁと思っちゃったけども、でも女たちの衣装はたしかに無国籍風。というか宮崎アニメ風(?)。作中で、ラジカセからベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」が流れて、それを聞いたひとりが「私、この曲、知ってる」とかってセリフがありました。だからリアルな日本の戦争じゃないんだけど、でもどっか日本っぽい。でね。まぁ遊びで、ここがどこなのか、私は勝手に決めちゃいました。「新疆ウイグル自治区」なんじゃないかしら。

 いや、理由らしい理由はないっす。新疆ウイグル自治区のことを私はほとんど知らないし。

 この夏の高校野球で、香川西高校に新疆ウイグル自治区出身の選手がいたんですよ。それで印象に残った。ちなみにキリッとしたハンサムです。きっと大会屈指。早実の斎藤くんにだって顔で勝っていると私は思う。香川西のキャプテンのウラムくん。この「ウラム」って名前がいいなぁ。登場人物たちの、タタラ、カイ、ブレイ、モスタル、ユエ、カズナ、ユチカ、といった名前のなかに、「ウラム」が混じっていても自然かなって。それだけなんだけど。(はやし)
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by futohen | 2006-08-23 22:38 | 演劇一般

→中野→新宿→

 例によって例のごとく、今日はチラシ折り込みを3件ハシゴです。ただ今日はどこも、私がいつも立ち寄るような場所とはちがったため、妙に新鮮でした。特に中野のプレイグラウンド。行ったの、私は初めてでした。あんなところに貸し稽古場があったのね。所番地を頼りに探して、いちどは通り過ぎてしまいました。願わくば、いつか、あんな稽古スペースを自前で持ちたいものです。それもJR中野駅から徒歩5分の、あんなロケーション。ステキだ。(はやし)
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by futohen | 2006-08-22 23:53 | ワークショップ