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適切な距離、適切な休養、適切な睡眠時間

 夜。こまばアゴラ劇場にて。旧劇団スカイフィッシュの「適切な距離」を観劇。・・・の予定でしたが未遂に終わる。「小説の演劇化」という彼らの取り組みに興味を感じます。私は今夜しか観られないため、渋谷駅からダッシュ。ぎりぎり開演に間に合う。そこまではよかったが、自分でもびっくりするほどの睡魔に襲われ、耐え切れず前半のみで退出。後半どうなったんだろう。気になる。とにかく疲れが溜まっていてダメだ。正月休みが明けてから一日も休みがない。明日は会津若松です。でものんびり行くので、移動自体は私にとって貴重なレジャー。移動しつつ本でも読みつつ、夜ものんびり寝ようと思います。つかのま英気を養いたい。
 
 前半を観たかぎりで感じたのは、演出先行というか、やりたいこと先行というか、理論先行というか、アタマ先行というか、ごめんなさい、つまり役者が弱いんじゃないかな。そういう意味で学生っぽさを感じます。20年前、私が学生劇団にいたころの気分を思い出しました。部室のテーブルに使い古されてべこべこに変形したアルマイトの洗面器がありました。中をさばくると大抵、劇団宛に届いた招待券が見つかります。稽古がない夜はその券で昔のグリーンとか昔のアリスとかによく芝居を観に行きました。今夜の「適切な距離」もそうやって観に行った作品のひとつであるような、そんな気がしました。不思議。寝不足のせいか。(はやし)
by futohen | 2009-02-14 00:19 | 演劇一般