2005年 12月 03日
桃唄309「ファイブ・ミニッツ」
で。毎回のことだが、今回の作品にもたいへん感心。さすがだ。
おもしろい芝居を見ていると、アタマがカシャカシャカシャッと働きはじめることがある(劇団アルマルの公演のように、ただただ圧倒されるだけのこともある)。今夜もそうでした。上演時間およそ2時間(さすがに「5分間」ではなかった)の芝居を見ているあいだに、びっくりするなかれ、私はワークショップの新しいアイデアを3つも思いついたのだ。大収穫ですよ。私のアンテナにひっかかった「キーワード」は、医者とサングラスとすき焼きです。これがワークショップのなかで新ゲームに結実するといいな。Special thanks to "Five Minutes"! ですね。
以前Abofaの稽古場をのぞいて、富永圭一さんが演出なさった公演のゲネプロを見させてもらった際。この作品もおもしろく、そして観客の私もこのときは絶好調で。なんと40分あまりの上演中に、ワークショップのアイデアが5つも思い浮かんだのだ。そのうちのひとつはもうすでに日の目を見ています。今日の私は、寝不足&疲れ蓄積&風邪のため、しかも氷雨まで降っていて、芝居を見に行くのをためらったほどでした。見に行ってよかったのだけど、体調がよければさらにもうひとつかふたつ、アイデアが浮かんだのかもしれないなぁ。残念。
桃唄309の公演は、誤解をおそれずに言えば、高校演劇の拓大一高の作品を見ているのとおなじような感心のさせられ方をします。私の興味を、おなじように満たしてくれる。そのことについては、稿を改めますね。もっとも私が拓大一高の作品を見たのは2回だけなので、私の勝手な思い込みにすぎないのだけれども。(はやし)
by futohen
| 2005-12-03 10:34
| 演劇一般