「オトナ」の高校演劇祭

 午後。下北沢ザ・スズナリにて。渡辺源四郎商店の公演「修学旅行~TJ-REMIX Ver.」を観劇。これが実によかった。俺ら先行する世代は高校生より先に現役を卒業してしまうけれど、君ら頼んだぜ、この世界のあらゆる災いについてやら演劇についてやら、考えろよ、俺らを超えろよ、みたいなメッセージを感じました。客席に詰めかけた大勢の高校生たちに届け。

 終演後の土田峰人先生と畑澤さん千夏さんのトークにしびれる。オトナはああでなきゃいけないと思いました。漫然と仕事をしていたら単に歳をとるだけだぜ、「オトナ」にゃなれないぜ、頼んだぜ、考えろよ、俺らを超えろよ、みたいなメッセージが伝わってきました。心が震えた30分間。入試に受かれば誰でも高校生にはなれる。でも高校を卒業すれば誰もが「オトナ」になるとは限らない。姿勢が問われる。「修学旅行」をオトナ側の目線で観ていた私は完全に油断していました。あまりにトークにやられてしまい、なぜか腰が痛くなった。

 DVDでタナダユキ監督の「ふがいない僕は空を見た」を鑑賞。キツい作品ですが、それは原作の良さが損なわれていないからこそ。これ、ロケ地はたぶん八王子とかその辺りで、高校演劇テキに分類すると多摩北地区の高校ということになるなぁ。嫌だなぁ。(はやし)
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by futohen | 2013-05-07 10:11 | 演劇一般