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逆高校演劇

 夜。中野ザ・ポケットにて。かんじゅく座の「方舟は、飛沫をあげて」を観劇。上演時間90分。これはとってもよかったです。オフコースの「愛の唄」は名曲だなぁ。小松左京が「日本沈没」を解説するシーンは爆笑しました。20名の出演者は全員が60歳以上の方々です。観ながら、出演者(特に女性陣)の10代20代のころの顔が見えた気がしました。それは演劇のマジックであり、ミラクル。これにはぐっと来ました。高校演劇の素敵な作品を観ると、出演している高校生(特に女子)たちの10年後20年後の顔が不意に見えることがあります。今夜の上演の、私にとっての感動ポイントは高校演劇と同じです。逆高校演劇だ。(はやし)
by futohen | 2010-05-08 23:44 | 演劇一般