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S高原から

 午後。こまばアゴラ劇場にて。南河内万歳一座の「S高原から」を観劇。上演時間1時間40分。万歳一座、久しぶりだなぁ! 学生のころの憧れの劇団でした。トップスの階段によく並んだ。「二十世紀の退屈男」の味楽智三郎さんの長セリフはいまでも暗唱できます。「青木さん家の奥さん」は90年の初演をタイニイアリスで観ました。91年には「日本三文オペラ疾風馬鹿力篇」を大阪まで観に行きました。あのころの万歳一座の「青春が終わっていくことに対する焦燥感」に、当時の私は胸をドツかれたのでした。万歳一座を観るの本当に久しぶり。もう、あの緞帳は使っていないのかしら。重定礼子さんは素敵ですね。やっぱり万歳一座の俳優たちには内藤裕敬さんのセリフを喋ってほしいなぁ。「唇に聴いてみる」とか「赤い夕陽のでんでけ伝」とか「正義の味方」とか、往年の傑作をもういちど観たいです。(はやし)
by futohen | 2009-09-06 21:47 | 演劇一般